金魚の餌はキョーリンさんの「咲ひかり」と「5つの力」、それから「クロレラ」を与えていたのですが、実は困ったことが起きていました。
「5つの力」にはココアが配合されているので食べて欲しいのに、福だるまのお二人は浮上性の餌は食べない、クロレラに至っては福だるまのカニカマ(赤い方)は餌だと認識していないし、和金のアカリは食べるのがちょっと苦手そう…
「えーーーい面倒だ!」ということで、この3つの餌をすり潰して丸めた餌を手作りするようになり、最近ではこの手作り餌を2〜3日に1回の頻度であげるようになりました。
この手作り餌ですが、食いつきの良さに加えて金魚の健康のためにもとてもよさそうなのでオススメですよ。
ということで、今回は我が家で作っている金魚用の手作り餌の作り方をご紹介したいと思います。
もくじ
用意しておきたい用具
- すり鉢・すりこぎ棒
- 計量スプーン
- 小皿
- 保存容器
- スポイト
すべて100均で揃います。
小皿は丸める際に使うものなので、なくても大丈夫です。保存容器も蓋つきの小さいものでOK。
スポイトは水槽内の水を少量とって粉をまとめるために数滴水を落とす際に使うと便利ですが、スプーンを使ったりと違うもので代用しても大丈夫です。
手作り餌の材料
- キョーリン「5つの力」…大さじ2
- キョーリン「咲ひかり」…大さじ1
- クロレラ…10粒
- 水槽内の水…少量
お持ちの餌を配合するでもいいと思いますが、餌のメーカーは合わせておいたほうが安心だと思います。今回はふたつともキョーリンさんの餌を使っています。
そして「5つの力」の餌をメインに、クロレラも多めのヘルシーな配合で作ってみました。
クロレラは人間用のサプリであるオリヒロのクロレラを使用していますが、これを金魚に与えている方は非常に多いです。今のところ金魚に問題は出ていません。
金魚の餌の作り方
クロレラを砕く
すり鉢で1番固いクロレラから砕いていきます。上から押すようにして潰すと潰しやすいです。
「5つの力」と「咲ひかり」をすり潰す
次に「5つの力」と「咲ひかり」を入れてすりつぶします。粒が小さいためなかなか細かくなりませんが、少し時間をかけて粉状になるまでしっかりとすり潰します。
このようにしっかりと粉状になってたほうが、最後に丸める時にまとまりがいいです。
水を含ませ練って丸める
餌前に適量の粉をとって、そこに水槽内の水をとってきて垂らし、指で練って金魚の口に入るように小さく丸めます。これで完成です。
残った餌の粉は冷蔵庫で保存
残った餌の粉は小さな保存容器に入れて冷蔵庫に保存します。
手作り餌で注意したいこと
水槽内に入れてみるとわかりますが大変もろく溶けやすいです(これが金魚達にとっては消化がよく腸に吸収されやすくて最高なのですが)。溶けやすいということは水を汚しやすいということでもありますので、少しずつ間隔をあけながら適量をあげるようにしましょう。一度にたくさんの餌を入れたり、口に入らない大きさに丸めたものを入れてしまうとあっという間に水が濁ります。
それからすり潰して粉になった餌は冷蔵庫で保存するようにして、早めに使い切るようにしましょう。餌をあげる時間になったら粉を取り出し丸めてあげるようにして、いつでもフレッシュな状態の餌をあげるようにしましょう。
手作り餌に対する金魚の反応
アカリちゃんには少々大きかったご様子。 pic.twitter.com/WdhxifXqoI
— こりのろっさ@金魚カメラキャンプ (@rossa1523) January 21, 2019
クロレラの割合が多い餌になったので、福だるまのカニカマや和金のアカリの食いつきが悪いかも…と心配でしたが、食いつきは上々!!!底に落ちるやいなや必死の形相で食いつきます。
これならどの金魚にも、お野菜やタンパク質をしっかり満遍なく摂らせることができ健康な体をキープさせてあげることができそうです。
自分なりの配合を楽しんでみて
今のところは「5つの力」と「咲ひかり」と「クロレラ」のみ配合していますが、この先は金魚の様子を見ながら色々なものを配合してみても面白いと思ってます。
色揚げしたかったら少し乾燥エビを入れてみるとか、きな粉なんかもタンパク質でいいかもしれませんし(冬は注意ですね)、人間用のサプリメントで「カルシウム」や「ビタミン」などを入れてみてもいいかもしれません。
金魚の体つくりでもっとも大事なのが餌だと思いますので、内面から金魚をサポートするためにも少しこだわって餌を手作りしてみてはいかがでしょうか。…少し面倒ですけど(笑)私はこの餌作りを続けていこうと思っています。
以上、こりのろっさ(@rossa1523 )でした。