金魚水槽の冬支度はもうお済みですか？
金魚水槽にヒーターを入れるか入れないか悩むこともあると思いますが、初心者の方や室内で飼育している方なら、ヒーターは入れたほうが飼いやすいと思います。
ただ金魚用ヒーターと言っても種類がたくさんありますし、固定式なら何度固定のものを買ったらいいのわからず、困る方も多いのでは？
いろんなヒーターを使ってみて、最終的には26度固定のヒーターを使っているのですが、その理由なんかを紹介していきます。
もくじ
金魚水槽にヒーターは必要？
そもそも水槽にヒーターを入れるか入れないかで悩んでいるのであれば、金魚をどういった環境で飼育しているかで変わってきます。
また冒頭でも少し触れましたが、やはり金魚飼育の初心者さんはヒーターを入れて飼育したほうが失敗なく飼えると思いますので、ヒーターを入れることをオススメします。
適正温度とは？
金魚が快適にかつ成長するのに適正な温度は20～28度と言われています。
「金魚用ヒーター」と題して売っているものはだいたい18度固定が多い気がしますが、18度だと少々低いのではないかと個人的には思っています。
だいたい冬の時期は部屋を20度以上にすることも多いと思うので、特に小さな水槽で飼っている場合などは水温もそれに合わせて上がってしまう場合があるからです。
固定式のヒーターなら26度固定がいいでしょう。26度固定のヒーターを使っても、だいたいは部屋の温度に影響されて26度まで上がらず23〜25度あたりの水温で固定されます。
23〜25度の水温なら、部屋の温度とそこまで離れることもなく、1日の中で水槽内に大きな温度差が発生することもないので、金魚にとっても過ごしやすい環境を作りだすことができます。
病気になりにくい水温が26度あたり？
今年も色々な金魚の病気に悩まされましたが、26度固定のヒーターにしてからは、そこまで病気にかからず、むしろ白点病などの病気は患ったとしても進行が遅く感じました。
水温が高いことで進んでしまう病気もなかにはありますが、基本的には水温は高めに設定しておいたほうが病気にはかかりづらいですし、進行のスピードも遅らせることができるようです。
病気の治療法として「まずは塩浴しながら水温を高くしてみましょう」というのがあるくらいですから、はじめから高めな水温で飼育するのもありですよね。
ただ、金魚を繁殖させたい場合は、一年中一定の高い温度の中にいると繁殖のスイッチが入らないので、その場合はそもそもヒーターは入れずに冬の気候で飼育するか、低めの温度設定で飼育しましょう。
温度固定でおすすめなヒーター
26度固定ヒーターというと熱帯魚用なんですが、熱帯魚用でも特に問題ありません。自分の水量に合ったヒーターを入れましょう。
テトラ (Tetra) 26℃ ミニヒーター
サーモ内蔵一体型のヒーター。金魚がやけどしないように安全カバーがついています。
とにかくテトラさんのヒーターは安いんじゃ！私がこのヒーターを選んで使っている理由はほぼそれです（笑）
形がコンパクトで縦置きで設置することができるので場所をとらなくて良いです。ただし横置きはできませんのでご注意を！
稼働中（温度をあげている間）に赤いランプが点灯するんですが、これがまた安心できるので私は好きですね。
ただヒーター全般に言えることなんですが、線が短いのでコンセントの位置を水槽近くにしないと届かないので注意です。
あそれからケーブルが固くて折りたたんでいた痕がなかなか取れにくいという難点がありますが、うまいこと曲げればなんとなくうまく設置できます。
テトラ (Tetra) セーフティデュオ 26℃ヒーター
こちらもサーモ内蔵一体型のヒーターで金魚がやけどしないように安全カバー付き。
さっきのミニヒーターよりお値段は少し高めです。
ただこれは横置きのみのタイプ！縦置きはできないので注意！。私の場合縦置きにしたかったので買い換えましたが、そのほかはミニヒーターとなにもかわりません。この細い網目のほうがデザイン的には好きなんだけど。
水量が少ない水槽や水を浅めに入れている水槽だったらこの横置きタイプが安心です。
このタイプも稼働中（温度をあげている間）に赤いランプが点灯します。
病気の治療用に温度調整ができるヒーターも
ジェックス (GEX) NEW セーフカバー ヒートナビ
こちらはダイヤルで温度をコントロールできるタイプのヒーターです。
少々お値段は上がりますが、病気の治療のためにあっても絶対無駄にはならないヒーターです。ほとんど金魚の病気は温度をあげることからはじめますので（一部だめなものもあるけど）。
これの素晴らしいところは、横置きも縦置きも両方できちゃうところ！GEXさんのヒーターは縦横対応なものが多くて素敵！やはり水槽にあった配置ができるのは嬉しいですね。
ヒーターを使って快適な金魚ライフを
ということで3つヒーターをご紹介しました。
ひと水槽に1つのヒーターで十分ですが、欲を言えば温度固定式のヒーターと温度をコントロールできる可動式のヒーターの両方を持っていた方が安心できます。
と言いながら私は温度調節できるヒーターを持ってないので（26度温度固定のヒーターは2つもある笑）、病気用にひとつは持っておこうかと思っています。
最後にひとつ。ヒーターは消耗品でだいたい1年〜2年で買い換えないとダメですからね！（メーカーによって保証期間はかわってきます）。
金魚を煮ないためにも、ここら辺は守って定期的に買い直していきましょう。
以上、こりのろっさ（@rossa1523 ）でした。
