これは私が臨月のある日に経験した出来事です。
ある日、いつものように妊娠線ができてしまったお腹をポリポリかいていると、なんだかいつもと触り心地が違うことに気付きます。
ふと鏡でお腹を見ると…そこには大量の湿疹が!!!
慌てた私は産婦人科で診てもらうのですが…そこからが悪夢の始まりでした。
もくじ
臨月前から妊娠線ができていました
それは臨月に入って間もない頃、もうとっくに私のお腹は妊娠線ができてビリビリのザラザラでした。
あの高級な妊娠線予防クリームとかよくちまたでは宣伝していますね。「これ塗ってれば妊娠線できません」とか言って。
あれ正直塗ってても無駄ですから!
ずーっと毎日欠かさず塗ってましたけど、臨月近くになってお腹周りが約100cmになったあたりからビリビリに妊娠線が入りました。
産婦人科の先生も「妊娠線は体質によってできるできないがあるし、お腹が大きくなればどうしてもできちゃうもんだから」とハッキリおっしゃっていました。
そうです。私は「体質的」にも「お腹の大きさ」的にもすべてが揃ってしまったのですね。
ある日突然お腹にかゆみをともなうブツブツが!
そんなある日のお風呂後、意味がないとは思いながらも妊娠線でビリビリのお腹に妊娠線予防クリームを塗りたくり、いつものようにお腹をポリポリかいていると…
なんだかいつものかゆさとは違うことに気付きます。
そのかゆさといえばピリピリ!っとしかたかと思うとそのあとムズムズするのです。
そしてふと鏡で見てみると、妊娠線に沿うようにして蕁麻疹のような赤いブツブツができてるではありませんか!!!
心配になったので産婦人科で診てもらうことにしました。
妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)の可能性
ちょうど検診日だったので、産婦人科の先生に診てもらいました。「先生お腹にブツブツができてかゆくて夜も眠れません」と言って。
するとひどいお腹をみた先生は一言「これは妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)かもしれない。」というのです。
妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)とは>>> 妊娠性痒疹ってどんな病気?知っておきたい原因と症状、治療法
その後「まぁとにかく産んだら治るから。」と笑顔で言った先生はかゆみ止めの軟膏だけ処方してくれました。
妊娠性痒疹にかかる人はかなり珍しい
この妊娠性痒疹は妊婦の5%くらいの人しかならないらしく、すごーく珍しいものにかかってしまったらしいです。
しかもこの妊娠性痒疹はなぜ起こるか原因は不明とのこと。
一説にはホルモンのバランスが崩れて起こるとかあるらしいですが、詳しいことはわかってないそうです。
24時間続くかゆみ
その頃真冬だったのでね、まさかお腹を出して眠るわけにもいかず服を着て布団をしっかりかけて眠ってたわけですが、この着ている服が少しでもお腹にあたると、そこからピリピリピリピリっとかゆくなるわけです。
一応産婦人科で処方された軟膏は塗っていましたが、やはり衣服の刺激があるとかゆくなりました。
加えて布団に入って温かくなってもかゆい!ってことでその日から夜眠れなくなってしまいまいました。今思い出しても一番辛い時期でした。
産んだらおさまったかゆみとその代償の色素沈着
とにかくもらったかゆみ止めを毎日塗って凌ぎました。
結局、産んだら治るとはまさにその通りでして、産んだら何事も無かったようにかゆみもおさまりました。
残ったのは見るも無惨な妊娠線の痕が残ったお腹と、かゆみに耐えられず掻いてしまった為に起こったと思われる色素沈着。
これは勲章だと思って誇らしく背負って生きていこうと思ってますが、女性としては少し悲しく思います。
まとめ
このようにかなり大変な臨月だったわけです。
いつもと違ったかゆみをともなってきたら、迷わず産婦人科へ行って診察を受けてくださいね。
軟膏は効き目が薄かったですが、ないよりはマシ。かなり助かりました。
産んでしまったらあのひどかったかゆみもピタッとおさまりますので、ご安心を。
でも…もう水着は着れません…
以上、こりのろっさ(@rossa1523 )でした。