最近一眼レフ疲れしている私が、写真を撮るのに持ち歩いているのが「ローライフレックス ミニデジ(Rolleiflex MiniDigi)」。
可愛いボディと独特な撮影スタイルが気に入り、購入してから約10年経ちましたが、未だその魅力に取り憑かれたままです。
製造元では生産中止となってしまい非常に残念なのですが、中古品などがオークションで高値で取引されるなど、まだまだ人気の高い「ローライフレックス ミニデジ」。
今回は私が一眼レフのカメラと同様に愛用しているカメラ、「ローライフレックス ミニデジ」の紹介と実際に撮った写真を紹介していきたいと思います。
もくじ
ローライフレックス ミニデジ(Rolleiflex MiniDigi)とは
《写真はローライフレックスカメラ》
「ローライフレックス ミニデジ(Rolleiflex MiniDigi)」は、ドイツ製のカメラ「ローライフレックス(Rolleiflex)」という未だに人気の高い二眼レフのフィルムカメラを忠実に再現した、ローライフレックスの輸入元である駒村商会という日本の会社がプロデュースしたデジタルカメラです。
売り出されたローライフレックス ミニデジは二種類あって、初期に売り出されたものが「ローライフレックスミニデジ(Rolleiflex MiniDigi)」。後期に発売されたものが「ローライフレックスミニデジ AF5.0(Rolleiflex MiniDigi AF5.0)」です。
ちなみに私が所有しているのは初期の「ローライフレックス ミニデジ(Rolleiflex MiniDigi)」です。
ローライフレックス ミニデジの特徴
ローライフレックス ミニデジの最大の特徴は、フィルムカメラのローライフレックスと違い「デジカメ」ということと、サイズが小さいこと。ローライフレックス ミニデジのサイズは手のひらにすっぽりと収まるサイズです。可愛いでしょ♡
その他の特徴としてデジカメなのに写真が真四角に撮れること。それからローライフレックスと同じように上から覗き込んで撮影するという撮影スタイル。画質はよくないものの出来上がる写真に独特な味がでることです。
私が購入した時には価格が4万ほどしましたが、今も中古で2〜3万程度で取引されているようです。
そんなお高いカメラですが300万画素の写真しか撮ることができません。最新の一眼レフカメラが平均して2500万画素程度あるのが普通になってきていますから、1/8程度の画素数ということになります。う〜ん低スペック!(笑)
これらを踏まえて、このローライフレックス ミニデジが高いと思うか安いと思うかはあなた次第です。
ローライフレックス ミニデジ(Rolleiflex MiniDigi)の撮影方法
クランクを巻き上げる
撮影方法はローライフレックスの撮影方法を再現していて、横にあるクランクを巻き上げてからではないとシャッターが切れない仕組みになっています。え?「デジカメなのに何を巻き上げるの?」って?それは夢とか希望です。
上からファインダーを覗き込んで撮影
クランクを巻き上げてから上から覗き込んで画角を決めます。この覗き込む形式もローライフレックスと同じです。
このプレビュー画面ですが、屋外で晴れた日だと何が写っているのか見えにくいです。私はほぼ勘で撮ってます。
でもこの物足りなさや痒いところに手が届かないところが好きなのです。優等生な一眼レフに疲れた時についついこのカメラを手に写真を撮ってしまうのは、たまにこういう物足りなさを感じたいからなのかもしれません。
二眼風レンズ
そして向かって左下の穴が空いたボタンでシャッターを切ります。「ピンッ」って小さな音がします。バネが戻る音ですねこれ。当たり前ですが、シャッター音とか皆無です。
このローライフレックス ミニデジ、二眼レフのように見えますが、実際に撮影しているのは下のレンズのみ。上のレンズはダミーです。シャッターボタンと近いことから、その手がレンズにかからないように注意する必要があります。
裏のボタンで撮った写真のプレビューが可能
カメラで行えるのは、撮る写真のサイズと周波数の設定。それから撮った写真の再生と削除が行えます。カメラの裏側にもボタンがあり、そのボタンで選択することができます。
詳しい情報は全て説明書に記載されていて、それ以上の説明は全く必要ないくらい機能は少ないので、ここでは詳しい説明は省きますが、それほどシンプルな操作方法で撮影が行えるステキなカメラです。
ローライフレックス ミニデジ(Rolleiflex MiniDigi)の作例写真
軽くカメラの紹介と説明をしたところで、では実際どんな風に写真が撮れるかという紹介をしていきたいと思います。
この他にも私のインスタグラムで撮った写真を随時公開していますので、お暇な方はフォローお願い致します。尚、写真はすべてレタッチ済みです。
まとめ
今回は「ローライフレックス ミニデジ(Rolleiflex MiniDigi)」という私が愛してやまないカメラを紹介させていただきました。
どんなにスペックが低くても、被写体と撮りたい気持ちでどうにかなるもんです。
一眼レフの優等生カメラに疲れたら、少しおバカなスペックの低いカメラで写真を撮るのも、カメラの機能に頼ること無く純粋な気持ちで写真を撮ることができますし、また初心の気持ちを思い出させてくれるのでオススメですよ。
以上、こりのろっさ(@rossa1523 )でした。