お風呂後、息子に保湿クリームを塗っていると、膝の裏に無数のブツブツを発見した私。
予感は的中!去年に引き続き2回目の手足口病にかかってしまった息子君なのでした。
手足口病という病気についての詳細はこちら>>> 手足口病Q&A-厚生労働省ホームページ
今回の息子がかかった手足口病は、去年にかかった手足口病と多少違いがありましたので、兆候と対策、そして様子を写真で紹介したいと思います。
もくじ
手足口病の兆候
手足口病にかかると、なんとなくいつもの息子とは違った様子になります。
夕飯の食べが悪い
これで気付く人も多いと聞きますが、なんたって我が家の息子は2歳。好き嫌いや食べムラも出てきて全く食べない日もあるので、正直今回は「なんとなく今日は食べが悪いなぁ」と思ったくらいで、手足口病だとは気づきませんでした。
ただ昨年、息子が手足口病にかかった時には、この「口を痛がってご飯を食べない」ということで、 「ん?なんか様子がおかしいぞ」と手足口病を疑うきっかけになりました。
ブツブツが出る
手足口病はその名の通り、手と足と口(主に口の中)にだけブツブツが出ます。不思議なことに胴回りにはブツブツが出ません。
なんとなく我が家の息子の場合、皮膚の柔らかい所からブツブツが出始めるような気がします。今回は膝の裏でしたが、昨年はお尻近くの太ももから出始めました。
ブツブツの感じは、言うなればニキビのような感じのブツブツです。明らかにおかしいので見てすぐにわかると思います。
熱が出る
ブツブツが出てる~と思ってから数分経つと、なんとなく息子の身体が熱い!熱を測ってみると38.8度ありました。
昨年はそこまで熱が高くなかったので驚きました。と言っても本人は元気もあって飛び回ってましたけど。
一般的に手足口病になって熱が出る子は、3人に1人といった割合らしいので、熱が出る子のほうが少ないようです。熱が出ていないから大丈夫と安心せずに、すぐに小児科へ行きましょうね。
我が家が行った手足口病の対策
手足口病はウイルスが原因の病気なので抗生物質はききません。治療としては痛みを鈍らせるといったような対処療法になります。
早めに小児科へ
対処療法しかないのなら病院へ行く必要もないと思いがちですが、知り合いで「手足口病だと思ってたら紫斑病だった」ということもあったので、自分で判断せずにしっかりと小児科で診てもらった方がいいです。
紫斑病についての詳しい情報はこちら>>> 紫斑病にはどのような種類があるの?-ヘルスケア大学
今回手足口病になったのが日曜日の夜ということもあって、その日に小児科には行けませんでしたが、月曜日の朝一に小児科に行きました。
診察結果はやはり手足口病。口の中の炎症を抑えるシロップだけもらって帰ってきました。
家に以前もらった座薬があったので今回は貰いませんでしたが、熱が高い場合は座薬も処方されると思います。
口に入れるものは冷めた刺激の少ないものを
まず、熱いものは口の中がしみます。食べ物は全て冷ましてからあげるようにしたり、基本的には冷たいものをあげました。
ここで1番問題なのは水分摂取。基本的に口の中にものを入れるのを拒むので水分を摂取させるのが難しいのですが、我が家では牛乳だったら飲んでくれたので、常に牛乳を飲ませてました。しかも気を引くために氷をひとつ入れてあげると興味津々で飲んでくれました。
手足口病になって3日間くらいは痛がってあまりものを食べてくれませんでしたが、プリンやゼリー(柑橘類の味は口の中がしみるのでやめたほうがいい)など冷たくて甘くて喉越しの良いものは食べてくれました。
お腹が減ったと訴えがあった時は、スーパーで売ってる牛乳を入れて作る冷製のコーンスープなどもあげて、ご飯は海苔などを巻いて食べさせました。
この数日間は栄養面を考えるのではなく「飲めるものを飲んでもらう!食べるられるものを食べてもらう!」に集中すれば良いと思います。
熱が続いたので解熱剤を投入
小児科の先生にも「1日~2日くらいで熱はさがる」と言われてたのですが、3日目になっても39度近くあり、ギャンギャン泣くし息子もしんどそうにしてたので3日目に熱冷ましの座薬を入れました。
小児科の先生も熱が続いてしんどそうだったら座薬入れてあげてと言ってました。
写真で見る手足口病の様子
多少グロさがありますので、苦手な方はスルーしてください。
手足口病になって2日目
こんな感じでニキビのようなブツブツが出ます。芯は白く周りは赤みを帯びた発疹です。今回は去年に比べ全体的に発疹の量が多くて驚きました。
手足口病になって4日目
だいぶ枯れてはきていますが、まだ4日目ということもあって、新しいブツブツもできてきています。
保育園(幼稚園)にはいつ行けるのか
我が家のかかりつけの小児科には「熱が下がって食べ物がちゃんと食べれるようだったら保育園にいって良い」と言われました。
ただ、病院から許可がおりたとしても保育園や幼稚園によって「手足口病」に関する登園の規定はまちまちだったりします。必ず確認してから通園させるようにしましょう!
5日目には保育園へ
今回、手足口病にかかったのが日曜日ということもあり、保育園は実質3日しか休んでいませんが、熱が下がって食欲が出るまで5日はかかりました。
まず熱ですが、3日間ずっと39度近くありました。本人が辛そうだったため、3日目のお昼寝前に座薬を入れると、そのあとは熱が出ることはありませんでした。
それからご飯ですが、4日目には口の中を痛がることもなく夕食をしっかり食べることができていたので、ブツブツはひいていませんでしたが5日目には保育園に行きました。
まれに大人もうつるので要注意
私の身近な親戚で、子供の手足口病をもらい死にそうな思いをした大人を2人知ってます。
うつると子供の手足口病より数倍辛い症状が出るそうです。高熱が続いて全身にブツブツがでて痛みが発生、さらに口の中も痛くなり、何日か経つとブツブツはカサブタとなり手足の爪が生え変わる…とにかく辛いらしいです。
大人にうつることは稀らしいのですが、絶対にうつらないとは言えない手足口病…恐ろしいですね。
まとめ
以上が我が家の息子がかかった手足口病の兆候と対策と様子でした。
子どものことですから予防するのは難しいと思います。もし万が一かかってしまったら早めに小児科で診てもらいましょう。
以上、こりのろっさ(@rossa1523 )でした。